世の中がリフォームブームだということもあり、リフォームを手掛ける会社が増えてきています。最近では中古マンションや戸建てを購入し、リノベーションをして住むという方も増えてきていて、以前よりもリフォームに抵抗がなくなっている方が多いようです。無数にあるリフォーム業者の中から、自分にあった業者を選ぶには、どのようなところに注目すればよいのでしょうか。
所有している資格に注目
実はリフォームを請け負う金額によって、必要となる資格が違ってきます。請負金額が500万円未満の小規模なリフォームの場合には、リフォーム関連の資格は必要ありません。最近では動画投稿サイトやSNSなどでリフォームする内容を発信している方もいますが、小規模だったら問題ないのです。しかし、自身で依頼するような場合には、無資格の会社よりもしっかりと資格を所有している会社の方が安心できるのは間違いないと思います。
建設業許可をはじめ、建築士や建築整備士、建築施工管理技士、施工管理技士などの資格がある会社を選ぶようにしましょう。また、電気工事士や電気工事施工管理技士、水道技術管理者、管工事施工管理技士などの資格に加え、マンションリフォームマネージャーやファイナンシャルプランニング技能士、古民家鑑定士などの資格にも注目です。
複数のリフォーム業者を比較する
選び方のポイントとしては、必ず複数の業者を比較するようにしましょう。これまでのリフォーム実績や口コミサイトの内容、保証やアフターサービスなどは、必ず比較するようにしましょう。また、予算を提示した後の対応や、相手の提案内容なども比較すると、より理想のリフォーム業者を選ぶことが出来ると思います。
リフォーム業者には、得手不得手が必ずあります。そのため、これから依頼しようと思っているリフォームの内容を、過去に行ってきた実績が多い業者を選ぶのも重要なポイントになります。この他、リフォームを依頼する自宅からの距離が近いと、何かあった時に駆け付けてもらいやすいので、同じような業者でしたら、自宅からの距離で選ぶのもポイントです。
失敗しないリフォーム業者の選び方
失敗しないリフォーム業者の選び方は、とにかくしっかりと相手の話を聞くことです。自分がリフォームの素人だということを前提に、わかりやすく説明してくれるような業者であることは大前提です。説明が不十分であったり、対応が不親切であったりするような業者の場合には、トラブルに巻き込まれるリスクが高いので注意しましょう。
また、相場よりも明らかにリフォーム見積もりが安すぎるような業者も注意が必要になります。もちろんリフォーム代金がリーズナブルであればあるほど嬉しいのは当然なのですが、相場よりもかけはなれて安いという場合には、リフォームに使用する材料の質に問題があったり、従業員の質が悪かったりするケースが多くなってきています。複数の業者をチェックすると、大体の相場が分かります。情報が出そろった時に、あまりに相場からかけ離れているような業者は選ばないようにしましょう。
